2019/11/21
山口県優良工事表彰を受賞しました!
これまで、土木工事での山口県優良工事表彰は何度か受賞しましたが、建築工事では初めての受賞となりました。
今回受賞した「岩国土木建築事務所玖珂分室車庫倉庫新築等工事」は、非常に厳しい工期の中での工事でしたが、現場と会社が一体となって工程管理に努め、協力会社の皆様にご理解とご協力をいただけたお陰で、無事故無災害で工期内に完遂することが出来ました。
山口県発注の「建築工事」としては今年度唯一の表彰を受けたことは、会社にとって素晴らしい実績になりました。
現場に従事した皆さん、今回の受賞を誇りとし、これからも研鑽に励み、実績を積み重ねていって下さい。
2019/07/03
JR西日本様監修による西日本豪雨災害復旧記録誌が発行され、弊社が応急に当たった山陽本線藤生・通津間の斜面崩壊災害の被災状況、応急対策の内容についても記載されました。
また、「関係者の声」として、弊社社長の寄稿も掲載されました。
以下は社長寄稿全文です。
平成30年7月に発生した西日本豪雨災害の被害に遭われました地域の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
災害発生の前夜7月6日の晩は、岩国地区でもバケツをひっくり返したような雨が降り続け、「災害にならなければいいが・・・」と思いながら床についたのを覚えています。7月7日の早朝3時50分に山口県からの電話が鳴りました。「県道で大規模な土砂崩れが発生し、道路が完全に埋まってしまっている。至急応急に当たって欲しい。」 すぐに社員に連絡を取り、未明から応急活動に着手しました。
夜が明けてから次々に被害が明らかになっていきました。JR西日本徳山施設管理センターからも、山陽本線藤生・通津間の切取崩壊の応急要請の連絡が入りました。午前中のうちに山陽本線以外に県道3ヶ所、錦川鉄道4ヶ所の応急要請がありました。
この時点で手持ち工事は全て止めて当面は災害応急に専念する覚悟をしたことを覚えています。すぐに空港工事、建築工事の担当者や、JVに出向している社員もパートナー会社にお願いして全社員を本社に集め、再編成して応急活動にあたりました。
山陽本線藤生・通津間の切取崩壊は、通勤・通学・通院での利用が多い岩国・柳井間の不通の原因となっており、一刻も早い開通が求められていました。しかし、近くの踏切から土砂を出そうにも軌陸ダンプが確保できない状況でした。また、崩壊した土砂をそのまま仮置きする場所もありませんでした。JRと協議して崩壊土砂と樹木を大型土嚢に入れて線路脇、線間に仮置きし、運転再開後に軌陸BH、軌陸ダンプが確保でき次第、夜間作業で線路外に搬出する計画にしました。この時点で7月17日の運転再開を目標とすることが決まっていました。
災害発生当初は降り続く雨もあり、7月とは思えないような寒さでした。翌週になると梅雨が明け一転して猛暑日が続く中での復旧作業となりました。ケーブル等の施設を損傷しないように人力によらざるをえない箇所もあり、熱したバラスとレールの上での作業は過酷を極めるものでした。災害が土曜日未明から発生したこともあり、社員も前週から休み無しで早出・残業の勤務状態になっており、疲労もピークに達していました。全員が「地域の人々の通勤・通学・通院のために一刻も早く運転再開させなくては」という思いの下に一つになり、当初の目標通りの7月17日に岩国・柳井間の運転を再開させることができました。
今回の災害応急に携わり、災害発生時に応急活動に当たれる建設業者としての存在意義を改めて実感し、誇りに感じました。インフラを整備し維持することで人々の生活の利便性を支え、治山治水と防災減災に参画して安全安心な街づくりに寄与し、災害発生時には人々が日常を少しでも早く取り戻せるように応急復旧に役立つことで、社会に貢献できる会社であり続けられるよう、これからも努力していきたいと思います。
2019/01/08
工事部です。
新年明けましてあめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
今年も森野組の仕事始めは立上り教育から始まりました。
年末年始、ゴールデンウィーク、お盆休みの長期休暇明けは、しばらく仕事から離れていた気持ちを引き締め、安全に対する意識を高めてから各々の現場に戻るために、立上り教育を実施しています。
立上り教育では、事故事例・推奨事例を使った講習をした後、演練という模擬動作演習や、ファシリテーションというグループ討議を実施しています。
これから年度末にかけても無事故・無災害で過ごせるよう、力を合わせて頑張っていきましょう!