2025/12/03
さて先日ご紹介したこのトイレットペーパーですが、
実は建設現場で不要になった古紙からリサイクルしたものなんです。
建設現場で出た古紙はまずこの事業を行っている社会福祉法人様にお渡しし、そこから古紙リサイクル会社に運搬されトイレットペーパーに生まれ変わります。
出来上がったトイレットペーパーは再び社会福祉法人様に戻され、そこで一つ一つ丁寧に巻紙をしていきます。
今回は当社のロゴと当社がある岩国市由宇町の美しい海岸の写真を使ったオリジナルの巻紙で仕上げていただきました!
現場で出た不要な紙を再利用すること、古紙の運搬やトイレットペーパーの加工包装を行うことで雇用を生み出すこと、出来上がったトイレットペーパーを地域で活用してもらうこと。人にも環境にも優しいこのサイクル、初めての試みでしたがとても素晴らしいなと感じました。
「このまちを造る、守る、繋げる」
このモットーを胸に頑張って参ります。
2025/11/21
当社ではSDGsとともに地域貢献にも積極的に取り組んでいます。
その一環として先日、岩国市社会福祉協議会由宇支部様にトイレットペーパーを寄贈しました。
寄贈した100ロールのトイレットペーパーは、地域の保育園や介護施設等で利用されるとのことです。
環境に優しく地域にも優しいこの取り組み、当社では初めての試みでしたが今後も行う予定です。
次回の記事ではこのトイレットペーパーが出来上がるまでをご紹介します。
2025/10/17
新社屋の土工事が順調に進んでおります。
先日は土地の神様を鎮め、工事の安全と建物と中に住まう人の平穏無事を祈る「鎮物(しずめもの)」を納めました。
鎮物は一般的に、人形(ひとがた)、鏡、矛、盾、小刀、長刀子、水玉が入っているそうです。
お守りと一緒で開けるものではないのかなと思ったので、中身をは見ていません
土工事が終わればいよいよ基礎工事です。安全第一で完成まで頑張ります!
2025/07/14
二日目は九重夢大吊橋までバスの旅になりました。ぐっすり眠れたのもあって、みんな朝から元気いっぱいです。
九重夢吊橋では少し雨も降りましたが、吊橋も無事渡れました。
自由散策の湯布院では思い思いの時間を過ごし、いよいよメインの「或る列車」に乗車。
メイプル材のぬくもりが感じられる、ロマンチックでクラシカルな車内の装飾は素晴らしいの一言!
列車の旅を楽しみながらデザート3品がついたフルコースを食べ、九州産の焼酎やワインを頂くなど、なかなか出来ない贅沢な体験をすることができました。
今回行けなかった人たちも、次回は一緒に行けたらいいですね。
2025/07/07
6月15日・16日に社員旅行に行ってきました!
事前にとったアンケートの結果上位に上がった
「温泉&豪華な列車&豪華な食事&部屋はシングル使用」
という希望をすべてかなえた豪華な旅になりました。
前日までは雨の予報でしたが当日は天気に恵まれ、久しぶりの旅行ということもあり、朝からみんなとても楽しそうでしたね。
小倉からソニックで大分に向かい、昼食は名物の関アジ関サバ定食をいただき、
臼杵大仏、別府の海地獄を観光。
夕方に宿泊先のメルキュール別府湾リゾート&スパに到着。夜は豪華な懐石料理で品数も多く大分を堪能できました。
思う存分飲んで食べて温泉に入り、広々とした部屋を一人使用できてみんなよく眠れたことでしょう。
二日目に続く……
2025/06/03
錦川災害復旧工事が無事完成しました。
土木建設業界におけるDX化が推し進められています。当社でもドローンによる工事写真の撮影を行っています。今回は普段「撮る側」のドローンを「撮られる側」にしてみました!
スタンバイOK!
いざ出発!
大空へはばたけドローン!
こちらが撮影された写真です。人力ではなかなか難しい高所からの撮影もしっかりできています。
人の力と機械の力。二つの力をうまく活用して安心安全な工事を行ってまいります。
2025/04/04
3月29日に国道434号須川バイパスが全線開通し、開通式が行われました。
須川バイパスは1986年度から整備事業が始まり、38年の年月を経て全線開通となりました。今回供用を開始した1.4㎞の区間には二つのトンネルと四本の橋がありますが、当社は起点側の高鉢山第2トンネルをJV構成員として施工しました。
国道434号の旧道は道幅が狭く急なカーブもありましたが、このバイパスの完成によって普段の移動がより便利になるだけではなく、災害時の交通機能も向上しました。多くの人の望みであった安心安全な道路づくりに関われたことを嬉しく思います。
▶高鉢山第2トンネル開通時の貫通石
▶貫通石とは?
貫通石(かんつうせき)をご存じですか?
貫通石とはトンネル工事の最後に掘削した地点の岩石から採れる石で、古事記によると神功皇后が出産の際貫通石を枕元に置いていたところ、とても元気な赤ちゃんが生まれたことから安産のお守りとされています。またトンネル工事はとても難しい工事ですので、近年では「難関を突破する」ことから学業成就・合格祈願のお守りとしても人気があるそうです。
2025/03/31
JR西日本様より山陽新幹線全線開業50周年記念の盾を頂きました。
山陽新幹線は1972年3月15日に新大阪ー岡山間で操業を開始し、3年後の1975年3月10日に岡山ー博多間が開通、全線開業となりました。
当社は開業当初より新幹線施設の維持修繕にかかわっており、全線開業
50周年という大きな節目を迎えられたことを大変嬉しく思います。
これからも日本の宝である新幹線の安全のために貢献してまいります。
2025/03/21
JR山陽本線藤生・通津間の護岸壁洗堀防止対策工事についてJR西日本様より感謝状を頂きました。
当工事は海岸護岸で作業を行うため、天気や潮汐に左右される大変難しいものでしたが、無事故無災害で工期内に完成させることができました。
これからも地域の安全安心に貢献していきたいと思います。
受賞実績一覧はこちら。
2019/07/03
JR西日本様監修による西日本豪雨災害復旧記録誌が発行され、弊社が応急に当たった山陽本線藤生・通津間の斜面崩壊災害の被災状況、応急対策の内容についても記載されました。
また、「関係者の声」として、弊社社長の寄稿も掲載されました。
以下は社長寄稿全文です。
平成30年7月に発生した西日本豪雨災害の被害に遭われました地域の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
災害発生の前夜7月6日の晩は、岩国地区でもバケツをひっくり返したような雨が降り続け、「災害にならなければいいが・・・」と思いながら床についたのを覚えています。7月7日の早朝3時50分に山口県からの電話が鳴りました。「県道で大規模な土砂崩れが発生し、道路が完全に埋まってしまっている。至急応急に当たって欲しい。」 すぐに社員に連絡を取り、未明から応急活動に着手しました。
夜が明けてから次々に被害が明らかになっていきました。JR西日本徳山施設管理センターからも、山陽本線藤生・通津間の切取崩壊の応急要請の連絡が入りました。午前中のうちに山陽本線以外に県道3ヶ所、錦川鉄道4ヶ所の応急要請がありました。
この時点で手持ち工事は全て止めて当面は災害応急に専念する覚悟をしたことを覚えています。すぐに空港工事、建築工事の担当者や、JVに出向している社員もパートナー会社にお願いして全社員を本社に集め、再編成して応急活動にあたりました。
山陽本線藤生・通津間の切取崩壊は、通勤・通学・通院での利用が多い岩国・柳井間の不通の原因となっており、一刻も早い開通が求められていました。しかし、近くの踏切から土砂を出そうにも軌陸ダンプが確保できない状況でした。また、崩壊した土砂をそのまま仮置きする場所もありませんでした。JRと協議して崩壊土砂と樹木を大型土嚢に入れて線路脇、線間に仮置きし、運転再開後に軌陸BH、軌陸ダンプが確保でき次第、夜間作業で線路外に搬出する計画にしました。この時点で7月17日の運転再開を目標とすることが決まっていました。
災害発生当初は降り続く雨もあり、7月とは思えないような寒さでした。翌週になると梅雨が明け一転して猛暑日が続く中での復旧作業となりました。ケーブル等の施設を損傷しないように人力によらざるをえない箇所もあり、熱したバラスとレールの上での作業は過酷を極めるものでした。災害が土曜日未明から発生したこともあり、社員も前週から休み無しで早出・残業の勤務状態になっており、疲労もピークに達していました。全員が「地域の人々の通勤・通学・通院のために一刻も早く運転再開させなくては」という思いの下に一つになり、当初の目標通りの7月17日に岩国・柳井間の運転を再開させることができました。
今回の災害応急に携わり、災害発生時に応急活動に当たれる建設業者としての存在意義を改めて実感し、誇りに感じました。インフラを整備し維持することで人々の生活の利便性を支え、治山治水と防災減災に参画して安全安心な街づくりに寄与し、災害発生時には人々が日常を少しでも早く取り戻せるように応急復旧に役立つことで、社会に貢献できる会社であり続けられるよう、これからも努力していきたいと思います。