山口経済レポートに掲載されました
弊社が「誰もが活躍できるやまぐちの企業」に認定されたことが、山口経済レポートの記事に取り上げられました。
弊社社員がJR西日本様より感謝状をいただきました!
日頃から安全最優先の意識で業務を行っていることが評価につながり、大変誇らしく嬉しく思います。
この度弊社は「誰もが活躍できるやまぐちの企業」に認定されました。
この認定は長時間労働の縮減や、仕事と生活の両立、いわゆるワーク・ライフ・バランス支援に積極的に取り組み、多様な人材が活躍できる職場環境づくりに成果を上げている企業に与えられるものです。
弊社では労働生産性向上や資格取得支援、治療と業務の両立支援などに取り組み、社員一人ひとりが働きやすく働きがいのある会社を目指しています。
これまで、土木工事での山口県優良工事表彰は何度か受賞しましたが、建築工事では初めての受賞となりました。
今回受賞した「岩国土木建築事務所玖珂分室車庫倉庫新築等工事」は、非常に厳しい工期の中での工事でしたが、現場と会社が一体となって工程管理に努め、協力会社の皆様にご理解とご協力をいただけたお陰で、無事故無災害で工期内に完遂することが出来ました。
山口県発注の「建築工事」としては今年度唯一の表彰を受けたことは、会社にとって素晴らしい実績になりました。
現場に従事した皆さん、今回の受賞を誇りとし、これからも研鑽に励み、実績を積み重ねていって下さい。
JR西日本様監修による西日本豪雨災害復旧記録誌が発行され、弊社が応急に当たった山陽本線藤生・通津間の斜面崩壊災害の被災状況、応急対策の内容についても記載されました。
また、「関係者の声」として、弊社社長の寄稿も掲載されました。
以下は社長寄稿全文です。
平成30年7月に発生した西日本豪雨災害の被害に遭われました地域の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
災害発生の前夜7月6日の晩は、岩国地区でもバケツをひっくり返したような雨が降り続け、「災害にならなければいいが・・・」と思いながら床についたのを覚えています。7月7日の早朝3時50分に山口県からの電話が鳴りました。「県道で大規模な土砂崩れが発生し、道路が完全に埋まってしまっている。至急応急に当たって欲しい。」 すぐに社員に連絡を取り、未明から応急活動に着手しました。
夜が明けてから次々に被害が明らかになっていきました。JR西日本徳山施設管理センターからも、山陽本線藤生・通津間の切取崩壊の応急要請の連絡が入りました。午前中のうちに山陽本線以外に県道3ヶ所、錦川鉄道4ヶ所の応急要請がありました。
この時点で手持ち工事は全て止めて当面は災害応急に専念する覚悟をしたことを覚えています。すぐに空港工事、建築工事の担当者や、JVに出向している社員もパートナー会社にお願いして全社員を本社に集め、再編成して応急活動にあたりました。
山陽本線藤生・通津間の切取崩壊は、通勤・通学・通院での利用が多い岩国・柳井間の不通の原因となっており、一刻も早い開通が求められていました。しかし、近くの踏切から土砂を出そうにも軌陸ダンプが確保できない状況でした。また、崩壊した土砂をそのまま仮置きする場所もありませんでした。JRと協議して崩壊土砂と樹木を大型土嚢に入れて線路脇、線間に仮置きし、運転再開後に軌陸BH、軌陸ダンプが確保でき次第、夜間作業で線路外に搬出する計画にしました。この時点で7月17日の運転再開を目標とすることが決まっていました。
災害発生当初は降り続く雨もあり、7月とは思えないような寒さでした。翌週になると梅雨が明け一転して猛暑日が続く中での復旧作業となりました。ケーブル等の施設を損傷しないように人力によらざるをえない箇所もあり、熱したバラスとレールの上での作業は過酷を極めるものでした。災害が土曜日未明から発生したこともあり、社員も前週から休み無しで早出・残業の勤務状態になっており、疲労もピークに達していました。全員が「地域の人々の通勤・通学・通院のために一刻も早く運転再開させなくては」という思いの下に一つになり、当初の目標通りの7月17日に岩国・柳井間の運転を再開させることができました。
今回の災害応急に携わり、災害発生時に応急活動に当たれる建設業者としての存在意義を改めて実感し、誇りに感じました。インフラを整備し維持することで人々の生活の利便性を支え、治山治水と防災減災に参画して安全安心な街づくりに寄与し、災害発生時には人々が日常を少しでも早く取り戻せるように応急復旧に役立つことで、社会に貢献できる会社であり続けられるよう、これからも努力していきたいと思います。
11月2日、山陽新幹線の土木修繕工事に工事管理者として従事している弊社社員1名が、JR西日本様より感謝状をいただきました。
本工事は、複数箇所を移動しながら施工していく工事ですが、各所で施工条件や環境も異なる中、それぞれの現場の特上を踏まえた計画を練り、近隣とのコミュニケーションをしっかりと取り、出来栄えもよく、無事故で施工を進めたことを評価していただきました。
受領した社員 「今後も現場のプロフェッショナルとして、品質、環境、安全衛生にこだわりを持って施工を進めて行きたいと思います。」
とのことでした。
10月25日、26日の二日間、近隣高等学校の2年生がインターンシップに参加しました。
1日目は、西日本豪雨災害の応急活動についての座学の講習と、今後着工予定の法面工事、鉄道工事等の現場見学、工事内容や施工計画についての説明を実施しました。
2日目は、施工中の道路工事で実際に施工管理の補助員として、測量や張張等の職業体験をしてもらいました。
これからの高校生活に役立つ経験になったことを願っています。
弊社社長が、10月17日に地元高等学校で実施された社会人講師による交流授業で講師を務めました。
授業の前半では西日本豪雨災害で弊社が応急に当たった現場における被災状況と現場の課題、その中でどのように応急を進めていったかについて説明し、後半では建設業の役割や建設業で働くことの魅力や大変さ、建設業が抱える課題等について、講義を行いました。
社長曰く「専門的な話もあり、とっつきにくい部分もあったかもしれないが、興味を持って聞いてくれた学生も数多くいたように思う。彼らの残りの高校生活を充実させ、社会人になる準備をしていく上での糧に少しでもなれれば。」とのことでした。
10月21日(土)に岩国祭が開催されます。
山口県建設業協会岩国支部青年部では、今年も「けんせつきかい体験コーナー」を出展します。
今年は新しい目玉として、作業床に1000kgまで積載できる高所作業車が展示され、実際に作業床に
乗っての昇降を無料で体験することが出来ます。(写真は10月15日に行われたリハーサルの様子です)
お子様やご家族の方に、実際にトンネルの点検補修などの現場で活躍している高所作業車を体験していただく、貴重な機会になると思いますので、ぜひお越しください。
今回の出展では、今年7月に発生した西日本豪雨災害の際の、弊社の応急活動の様子の資料も展示される予定ですので、そちらも合わせてぜひご覧ください。
※昨年まで展示されていたミニバックホーの展示は今年はありません。
5月23日 山口県建設業協会の総会で森野組社員6名が「人命救助・災害防止」部門で表彰されました。
災害応急で急きょ現場に出るよう要請されることがありますが、そのような時にすぐ対応できるよう準備をし、迅速な対応をした結果、このように表彰を受けたことは、会社にとっても従業員にとっても励みになりました。これからも地域を守るために頑張っていきたいと思います。